犬の味覚について、〇〇には敏感!?
2024.10.11
以前、
狼から受け継いだ、犬の現代食生活にふさわしくない行動とは?でお伝えしたように、
犬も狼と同じ様に”食い溜め”をしてしまう性質があると言うお話でしたが、
現代の犬は飢えの恐怖にさらされる事が無いであろう為
食べ物への執着が減り、食の細い犬や好き嫌いの激しい犬も増えていると言われています。
その”食べる”最中、犬が感じている”味覚”についてご紹介いたします。
野生で育っている犬に関しては味は気にしないと言われていますが、
犬にも味を受容する味蕾(みらい)と呼ばれる、
味を感じるセンサー的な物があり
(人間よりかは少ないと言われています)、
”糖”や”酸”に反応する受容体を比較的多く持ち
甘酸っぱい果物等を好む傾向があるそうです。
飼育されている犬の場合は嗜好性も存在し、
子犬の頃から同じもの食べ続けてきた場合
嗜好性に偏りが出る犬も見られるとの事でした。
(最新研究で迫る 犬の生態学 より参照)
そもそも”味蕾”で調べてみると、(甘味、苦味、塩味、酸味等を〜、、、、)と出て来ます。
これらの味が混じり合い人は”おいしさ”を楽しむことが出来るらしいのですが、
今回の内容を鑑みるに、私たちが美味しいと思っている食事の”おいしさ”は
犬ではまた別の味覚の感じ方になる事もある。と言う事を改めて実感しました。
そして、酸っぱい物はどれくらい迄の物なら受け付けられるのか個人的に気になりました。
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