庶民的!?ドッグショーの原型?イギリスではお酒が飲める●●で犬の集会が行われていた!!
2025.08.11
18世紀にイギリスにて生まれた動物管理法によって、
様々なステータスの方々が犬の優秀性を
比べあうと言う意識が芽生えてきたと言われています。
19世紀の初期頃には犬同士を比べあう品評会が
ジョン・ワード氏と言われる方の主導により開催されていたそうです。
(のちのドッグショーやフィールドトライアル)
同世紀の後半にかけるにつれて
より大規模な品評会がヨーク(国内都市)や
ピーターバラ(国内都市)を中心に開かれていたそうです。
そう言った品評会があった一方で、
1835年に犬によるブラッド・スポーツが禁止された中、
一部の犬との関りを求めてきた層の方々の
「マッチ」、あるいは「リード」と言った
形式ばらない犬の品評会として”居酒屋”などで
会が開催されていたそうです。
犬好きが常連客として集う事が広まってくれれば。と言う思いで
居酒屋の主人は喜んで場所を提供したそうです。
文献内にはその集会がよく行われていたと言う事で有名な
ロンドン、ヘイマーケットにあった居酒屋「クィーンズ・ヘッド・タバン」での
開催時の様子が1枚の絵に収められています。
⇒ネット検索で”early canine meeting”と検索すればご覧になれます。
性格が穏やかであろう小型犬はテーブルの上にいるが、
それ以外の犬はテーブルの足に鎖で繋がれている事が
興味深いと記されています。
そこにはブルドッグやテリア系の各犬種や
現在の情報と照らし合わせ犬種が確認できない犬も描かれております。
勿論、その場で飼い主さんたちはお酒を楽しんでいたと言う事が
案に想像できる内容ですね。
(イギリス社会と犬文化 -階級を中心として- より参照)
上記で説明している絵の中では半数以上の
長いパイプでタバコをくゆらせている紳士が多く描かれております。
単純に犬たちは煙くなかったのかなぁ?なんて思ってしまいます。
詳細は記載されていなかったですが、
食べ物もつまみながら飲んだりはしていたでしょうから(行った事は無いですが)
やはりお供は”フィッシュ アンド チップス”だったのかなぁ?なんて、、、、。
やみつき覚悟。でもこの春より(飲食が出来る)酒屋さんで
「酒屋の酒場 with DOG」なるイベントを定期開催しております。
いつの日か「マッチ」、もしくは「リード」的な物を開催してみようかなぁ。と思った内容でした。
一覧ページへ戻る