犬と一緒に飲食店へ。日本ではあの時代からあった!?
2025.05.19
昨今、犬と一緒に各地へ旅行する通称「ペットツーリズム」や
犬と共に入店できるお店が日本でも増えて来ました。
”犬”の”食”に携る仕事をしている関係上、個人的には
こう言ったお話や環境が広がって行く事に関しては嬉しく思います。
ここで、こう言った文化!?が日本ではいつ頃からあったのかが
わかるエピソードをひとつご紹介いたします。
(勿論、それ以前にもこう言った事象があったかも知れませんが、、)
今から約150年程前の
1878年(明治11年)の「読売新聞」への投書で、
東京(八重垣町)の住民、難波新七朗さんが
当時の国内における西洋の犬の飼い方(現代の飼い方のベース?)を
されている方へ向けて書いたものを一部抜粋してご紹介いたします。
⇒(犬が)洋服を着て洋犬を挽いて、、、、
(間は省略)
牛肉屋や料理屋へ洋犬を連れてあがり
其(その)洋犬が外の座敷もかまわずノソノソ出かけて
鼻をピクピクやっているが
日本ではまだ畳の上で食事をいたすこともへ座敷の中に
犬などの居るのはいかがかと思われ〜、、、、、(省略)
以上
上記の投書より、
賛否両論はあったかとは思いますが
明治時代から飲食店へ犬も連れて行く。と言う文化は
存在したと言う事ですね。
(犬の帝国 幕末ニッポンから現代まで より参照)
賛否両論あれど、当時からこのようなお話があったんですね。
環境等は違えど現代にも同じ考えた持たれている方がいらっしゃるのも事実ですね。
どうしても犬に携わるお仕事をしているので、ドッグフレンドリーな施設様のお話を聞くと
素敵だなぁ。と感じる物の、今までの経験上そのような事に関して色んな考えを皆様はお持ちです。
そこで大切になってくるのはどんな人であれ、複数(知人・他人含む)人がいる空間内では
やはり”相手の気持ちになって”行動する事かなぁ。と、、、。
これを実行する事によって結構な数の問題は大きくならずに済むのかなぁ。と思ったりで、、。
自分自身日々の中でそんな”素敵な当たり前”を実行できる人間を目指したいものです。
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