一頭よりも集団の時の方が、、、、犬の”食”に関する興味深いお話
2025.01.11
犬の摂食行動について、興味深い事が記載されていましたので
こちらにてご紹介させて頂きます。
実は犬(とくに子犬の場合、著しいとの事)は、
一頭の時よりも集団の時の方が食べる量が多くなるそうです。
実際、ひとり(一頭)で食べて、満腹になりたての子犬でも
他にいる子犬たちと一緒にするとまた食べだすそうです。
ただ、集団での食事の際1つの食物源をめぐり”闘争”が
しばしば発生するそうで、順位の高い犬はたらふく食べて
劣位の犬はほとんど食事ができなくなると言います。
上記を防ぐ(起こさない)為には、
いくつもの器に分けて与えれば
勿論そのような争いは無くなるだろう。と記されていました。
(イヌのこころがわかる本: 動物行動学の視点から より参照)
犬にはその昔、群れの中での生活の記憶(遺伝子)が体内に宿しているんでしょうか。
自然と集団の中だと”自分は生き残る”ことを最優先に考え通常より食べてしまうのか、
それとも単に、にぎやかさが食欲増進の一因になっているのかが気になります。
今回ご紹介した内容は、人間に置き換えてもあてはまるなぁ。と感じました。
一人で食事する際に食べる量と、みんなで集まって食事する際の量の方が
あきらかに多い時があるなぁ。と読みながら変に納得している自分がいました。
人間の時はあきらかに皆でいる場合、場の雰囲気で食が進む。と言うのが大半でしょうね。
一覧ページへ戻る