犬にまつわると”信仰”と”食”についての興味深いお話をご紹介!!
2024.12.20
日本で生活していると基本的には日本の文化に沿った
風習等をよく目の当たりにします。
同じ様に日本以外でも文化の違いなどで
犬に対する考え方も様々なようで、
”食”に関係する事も見受けられました。
古代のお話とはなりますが、
興味深い文献内容がありましたので
こちらでご紹介いたします。
古代エジプトのキノポリス(ギリシャ語で犬の町。と呼ばれ、
ヘレニズム時代の地名だそうです)では、
街の中で犬を飼っていたそうで、
犬が死ぬといつでも人々は喪の悲しみを表すために頭や体の毛を剃り、
その際に家の中にあった食物は捨てられる事になっていたと言います。
また同じく古代エジプトのリコポリス(ギリシャ語でオオカミの町。と呼ばれ、
ヘレニズム時代の地名だそうです)では、
住民は崇拝するオオカミをまねて”羊の肉”を食べる儀式を行っていたそうです。
上記は共にアヌビス神(当時守護神として崇拝されていたミイラづくりの神で
一部が犬、またはオオカミによって出来ていると言われているそうです)に
影響された文化では無いかと考えられます。
(犬たちの知られざる超能力 より参照)
犬が神聖化された時代に生活するとこの様な事が有るのですね。
なんと言っても、”犬の町”と”オオカミの町”ですからね。
日本でも江戸時代に施行された”生類憐みの令”とは少しニュアンスは異なる気がしますね。
上記のキノポリスでは犬が死ぬと街中の人々があらゆる毛を剃り
食べ物も捨てられる世界、、、想像すると凄いですね。
いつ喪が明けて普通に食事をとったりし始めていたのか等とても気になります。
日本でもこのような崇拝。とまではいかずとも、
誰であっても犬に優しく接してくれる様な社会になってくれればなぁ。等と願っています。
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