終止、お腹が弱い犬へ毎回食事に〇〇をプラスして改善したお話
2024.12.09
1970年代、フランスのシャンゼリゼにあるペットショップで
新たにベルギー・シェパードのシャルルくんを迎え入れられた著者が、
日本へ帰国した際、彼を一緒にフランスから連れて帰って来た後の
興味深いエピソードをご紹介いたします。
帰国時、羽田空港の施設(当時の動物検疫所)に1か月間程拘留されている間、
眼の病気にかかったりして大変だったと述べていますが、
その後自宅へ迎え入れてから一番困ったのは
終止、お腹が弱い為下痢気味だったと言う事でした。とありました。
その改善に最も役に立ったのが、
豆腐を作る時に一緒に出来る”おから”だったそうで、
毎回、食事の際は大豆から出来た”おから”を入れ
またエビオス(錠)も飲ませており
徐々に治ってきたそうです。
ドッグフードにおからは勿論の事、
豚の小間切れや鶏のレバーをトッピングするのが常だったそうです。
また、ご夫婦での食事の際二人で必ず
一切れ程度の肉、または魚を皿に残しておき
夕食後、著者がラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を口笛で吹くと
シャルルは足元にあまりをもらいに来たそうです。
(ヨーロッパ式 犬の育て方・しつけ方 より参照)
お腹が弱い犬へ”食”を通じた改善法の一つとしてご紹介しました。
1970年代当時に犬をフランスから一緒に連れて帰ってくると言うのは
日本ではとても珍しかったんだろうなぁ。と感じます。
今回はおからが良かった。と言う結論のお話でしたが、
実は最後に記載した、あまりをもらいに来る。と言う生活スタイルこそが
犬のストレスを軽減し実は症状改善につながったのでは?と思う節もあります。
フランス国家の口笛が”おいで”の合図になっていたのは流石ヨーロッパ式ですね。
ちなみに著者の方は渡辺格(わたなべただし)さんと言う日本生まれの日本人です。
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