”猫舌”と言う言葉はあるけど、”犬舌”についてのお話
2024.09.30
猫舌と言う名前の由来は諸説ございますが、
猫が熱い食べ物を食べようとしないことになぞらえ、
熱いものを飲食することが苦手な事を指すようで、
これって犬ではどうなんだろうか?と以前思ったことがあり
先日その事に関して書かれていた文献記事を見つけたので
こちらでご紹介いたします。
結論から申し上げますと、
犬の舌も猫の舌と同じくで熱い物が食べられないとの事です。
寒いからと言って、犬の食べ物を熱くして与える事について
多少は馴れて来るものの、
あまり良い事ではありません。と書かれています。
特に湯気の立っている食べ物を与え付けると、
犬にとっては最も重要な”嗅覚”(しゅうかく)が
鈍ってくるように思われるそうです。
と言っても凍った物をそのまま与える様な事は勿論いけません、
消化も良くないので、それらは一度火を通してスープとでも一緒に煮て
その後冷めたものを与えなければいけません。と綴られていました。
(良犬を得る秘訣 より参照)
猫舌と意味は一緒で犬舌と言う言葉が無いのは不思議ですね。
先に世の中に知れ渡ったから。とかそう言う理由なんでしょうか?笑
そう言われてみると、犬が熱々の湯気が立った食べ物を
食べているイメージは無いですね。他の動物でも然りですね。
元々自然界に生息している動物などは、温める。と言う行為自体も
知らずに生きているのがほとんどだと思うので当然と言えば当然ですね。
そういう意味では太古の昔より”火”を使う事が出来たヒトはやっぱり凄い!?ですね。
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