犬は食べ物の目利きができるのか!?
2024.05.29
犬の収集物をコレクションする習性についての紹介があり、
色んなおもちゃをコレクションする犬や、
ゴルフボールを集めたり、はたまたビル等の入り口にある
足元の汚れを取ってくれるマット等、
多種多様な!?コレクションが紹介されていました。
その中で著者が飼われていた雌の犬について、
その子は収集物を全部庭にあった小山の上に運んでいたそうで
下駄や木、金物や鎖、針金等バラエティーに富んでいたそうです。
その子が熱中していた別の事についても紹介されており、
それが”木に生(な)った果実を飛びついて食べること”だったそうで、
ビワ、モモ、イチジクなどはみな彼女の好物だったそうです。
またその果実の熟し具合、もしくは匂いでわかるのか、
毎日のように下から注意していて
程よく熟した物から順々に飛びついて取って食べてしまい
飼い主である著者より一足お先に美味しそうなものは
その子がみんな失敬してしまう。と文章内で嘆かれていました。
その際、下の方の取りやすい所にあっても
まだ熟していない物には見向きもせず
ずいぶん高い所のものでも美味しそうな物であれば
2.5mの金網を飛び越せるジャンプ力を駆使し
もぎ取って行ったそうです。
(犬の行動と心理 より参照)
やはりこのお話は”匂い”で選別をしているのかなぁ。と感じました。
目で見える物に関してはほとんど白黒の世界が広がっているである事を想像すると
とても優れた嗅覚を持ち合わせている犬の得意分野だろうと予想します。
そういえば”やみつき覚悟。”商品「ベイクドライス」で使っている”無糖つぶあん”のあんこ屋さんとの会話内で
”あんこの良し悪しは犬に食べさせたら一番わかる。”と言うお話を聞いた事をふと思い出しました。
ただ、加糖したあんこであれば砂糖タップリなので目の前に数種類出て来たとしても
目(匂い)利きせずにどれも喜んで食べてしまいそうな予感もしますね。笑
そして、飼っている犬にいつも美味しい果実を取られてしまっているのにも関わらず
注意深く毎回その様子を観察している著者のやさしさが感じ取れるエピソードでした。
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