テニスボールを誤飲してしまった犬が目の前に。その時飼い主は〇〇を!?
2024.03.12
アメリカ・ピッツバーグの警察犬学校の
教官補佐ジョン・バスラーさんと言う方が
経験されたエピソードをご紹介します。
このエピソードは”食”とは直接関りが薄いかも知れませんが、
今後同じような事が食べ物等で起こった際の
ご対応方法の一つとしてご参考にして頂ければ幸いです。
1991年秋のある日、自宅にいたバスラーさんのもとへ
テニスボールが喉に詰まった状態で
飼い犬のハイディが駆けつけて来たそうです。
どうにかテニスボールは取り除けたそうですが、
その時にはハイディの呼吸は停止し、目はどんよりと曇り、
紫に腫れあがった舌をだらりと垂らし
鼓動を感じる事が出来なかったそうです。
そこでバスラーさんは、とっさにハイディの口を閉じ
ハイディの鼻に口をあてて三度ほど息を吹き込んだそうです。
そうするとハイディの胸が持ち上がって膨らむのがわかったそうです。
そして、ハイディのかたわらにひざまずくと
三度胸を心臓マッサージしたそうです。
”「彼女(ハイディ)が瞬きしたんです」”
バスラーさんは続けて
”「数分で、元気になりました」”
その話を聞いた警察犬学校の上司アーニー・トマスコさんは
大いに部下であるバスラーさんを褒めたそうです。
そして、人間を救うために蘇生法をする人もそんなにいない中、
動物に口移しの人工呼吸をするぐらいなのだから
彼(バスラーさん)は間違いなく心からハイディを
愛しているんですよ。と皮肉っぽく述べていたそうです。
(ペットたちの不思議な能力 より参照)
”誤飲”や”まる飲み”で喉に詰まる、もしくはつっかえてヒヤっとした飼い主さんは
とてもいてるのでは無いかなぁ。と思います。
もし、今回のエピソードの様な事が有った際はまずは急いで動物病院へ向かう事をお勧め致します。
このエピソードの様に皆様も人工呼吸を。とは思いませんが、
このような事例もあった。と言う事を頭の片隅に留めておいて頂ければなぁ。と思い今回ご紹介いたしました。
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