原始犬(狼族)って何を食べていた?
2024.02.19
太古より生き延びる条件として、逃げる野獣等を狩猟したりして
現在まで命を繋いでいる動物達がたくさん存在しています。
人間や犬もその一種と言えると思います。
今回はその太古の時代に、犬は何を食べていたのか。について
記載されていた興味深い文献内容をご紹介いたします。
文献の中では現在も犬科の中に単独で狩猟をおこなう動物がおり、
今日に至るまでの犬科動物の祖先を辿ることが可能だと言います。
その中で、群れで生活を行う前段階の状態では、
大きな獲物の狩猟はおこなわれず、
小さな動物のみが狩りの対象だったそうです。
例えば狐(きつね)の主要な餌は鼠(ねずみ)で、
タテガミオオカミはテンジクネズミ、
狼、ジャッカル、コヨーテなどは似たようなものが対象となり
鼠、昆虫、爬虫類、鳥などが狙われたそうです。
また、野菜、茸(きのこ)、漿果(※えきか)⇒果実の分類の一つ(※英語でberry)、
落ちた果物も餌となったそうです。
(犬の行動学 より参照)
「鼠」と言うワードが多く出てくることに少し驚きました。
当時の犬科動物にはごちそうだったのでしょうか・・・。
猫だけでは無かった。と言う事が少し驚きでした。
さすがに今の所「鼠」を使った〇〇と言う事はなかなか手を伸ばせない所ですね。笑
そして以前より「ベリー系の果物は犬にとって良い」的なお話は聞いた事があったのですが、
まさかここから繋がってくるとは。と少し驚かされました。
ただ、普通に考えると木になった漿果果物(または野菜)が自然に地面に落ちて
それを犬が食べる。と言うのは自然の流れだなぁ。と妙に納得している自分もいます。
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