日本在来の犬において、認知症の原因のひとつに〇〇の不足!?
2023.12.20
ある調査研究によると、認知症と診断された犬のおよそ85%が、
柴犬などの日本犬だったと報告されているそうです。
この理由として、日本在来の犬たちは動物性タンパク質の多くを
魚介類に依存してきたので、最近の鶏等のお肉を中心とした
ドッグフード(だけ)では、脳に必要な不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)が
不足しているためだと考えられています。
元々脳神経は非常に脂肪の豊富な場所です。
洋犬であっても、必須脂肪酸は脳には大切な栄養素です。
(犬と猫のためのナチュラルケアシリーズ より参照)
同書籍内において、犬における認知症の発症率は、11才から12才で47%、
15才から16才では86%にまで上昇する事が分かっているとの事で、
完全に防ぐことは難しくとも、予防していく事が最善策だと著者は伝えています。
オメガ3と言えばお魚。と言うのが真っ先に頭の中で浮かんできます。
よくお客様とお話している際、お肉系のドッグフードを与えている方へは
間食(またはおやつ)にはお魚系をおすすめしています。
いつも述べていますが、何事にもバランスは大事かなぁ。と感じております。
一覧ページへ戻る