犬の嗅覚は”食”が原因ともなる人間の●●病症状も検知する!?
2025.11.29
今回は全て”食”が原因となる訳では無いですが、
犬の嗅覚は人間の様々な病状を検知すると言う研究報告について
興味深い内容でしたのでこちらでご紹介いたします。
アメリカのペンシルベニア大学で”がん検知犬”を
訓練しているトレーナーのジャナサン・ポール氏は
特別な「糖尿病服」を考案したそうです。
これで訓練をすると、
家庭内で飼い主がある一定の血糖値に
下がって来た際、警告してくれるようになると言います。
糖尿病の飼い主が低血糖状態に陥り
身動きが取れなくなる事等を
事前に防ぐ目的があるのではないかと考えられます。
何でも訓練ではその一定の血糖値の範囲にある人から
採集した唾液の匂いを覚えさせることから
スタートしているとの事でした。
しっかりと訓練されてから次のステップとして
対象となるご家庭へ行くとの事でした。
ただ、(再び?)犬と一緒に過ごす事(癒し)によって
その様な症状も軽減し、
本来の目的(症状の検知)を達成する事が
少なくなる事も考えられる。とも言われています。
(犬であるとはどういうことか -その鼻が教える匂いの世界- より参照)
糖尿病、特に2型に関しては生活習慣(食べ過ぎや運動不足等)も大きな要因と言われています。
私たち人間も犬の様に!?つい食べ過ぎてしまう時があり(私だけではないと思います、、、)
気を付けないとなぁ。と考えさせらますね。
実際、低血糖状態に陥り自身で身動きが取れなくなってしまった方を
間近で見た事があったので、こういった犬がそばにいてくれると心強いですね。
またこの文献内では普段は気にしない所(例えば飼い主の脇腹等)に
ある時期から犬が毎日のように強い関心を抱くようになった所が
後々ガンの箇所だったと判明した。等の報告もあり、犬には嗅覚で色んな”違い”が
判る様になっているんだなぁ。と改めて実感しました。
一覧ページへ戻る